【しっぽの声】第41話 ノネコとノラネコ を読んだので、最新話のネタバレあらすじや感想・考察をまとめてみました。
※ビッグコミックスで掲載中の「しっぽの声/ 杉本彩」についてのネタバレです。
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【しっぽの声】第41話 ノネコとノラネコ のネタバレあらすじ
黒兎島には特別な名前を付けられた猫がいる。
写真集「黒兎島の美らにゃんこ」で有名になった建物の周辺に群がっているのは野良猫だ。
観光客は何も知らずに、可愛いと言って写真を撮っているが、このノラネコも森に棲んでいるノネコも300年前に、サトウキビ畑を守るために人間によって島に連れてこられた猫の子孫たちだ。
天原士狼と獅子神太一は獅子神の父が環境省から依頼を受けてノネコ管理計画を進めているという「黒兎島生物保護センター」に急いだ。
実は黒兎島を含む群島を日本で5か所目の世界遺産に売り込んだ。
ところがユネスコから断られた経緯がある。
いくら珍しい固有種がいると言っても、保存状態の悪い、外来種に汚染された生態系を世界自然遺産とは認められないとの理由である。
これに焦った環境省は、例えば奄美大島では10年計画で3千頭のノネコを捕獲してノネコセンターに収容すると言う計画を作成している。
それでは、この黒兎島ではどのようなことが行われようとしているのか、それに父がどのように関わっているのかを確かめる必要がある。
突然車の前に猫がよろよろと飛び出してきた。
そのあとから、士狼の幼馴染であるクルトが銃をもって追いかけてきた。
士狼はクルトに呼び掛けたが、クルトは覚えていないと言う。
忘れてしまったのか。
クルトはノネコを駆除するので離れなさいと言うが、この国では猫は愛護動物で殺したりしてはいけないと士狼は反論する。
ドイツでも動物愛護の法律はあるが、殺処分されているのは日本の10倍の数だ。保護する動物と、駆除する動物を明確に区分してこそ、本来保護すべき動物が守られるのだとクルトは言う。
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【しっぽの声】第41話 ノネコとノラネコ の感想・考察・第42話の期待
ドイツは動物保護に先進的だと思われているが、それだけではない。
動物を保護すると言う事はその保護の障害となる動物は「連邦狩猟法」の対象となって駆除されるのだ。
その数は日本の10倍の規模に達する。
この黒兎島では奄美大島のように10年計画でノネコを捕獲するほどの猶予はない。
それほど差し迫っているのだ。
だから早急にノネコを駆除しなければいけないのだとクルトは言う。
士狼や獅子神のいう事は自称動物愛護主義者が良くやるその場しのぎのペテンで、問題の先送りでしかないと断言する。
特にこの黒兎島の問題は外部の者が考えるほど単純なものではなく深刻だと言う。
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【しっぽの声】第41話 ノネコとノラネコ のまとめ|第42話も楽しみ!
以上、【しっぽの声】第41話 ノネコとノラネコ のネタバレあらすじと感想・考察を紹介しました。
42話からの展開も楽しみにしながら、次号のビッグコミックスの発売を待ちたいと思います。
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