【三丁目の夕日】第988話 お菓子の家 を読んだので、最新話のネタバレあらすじや感想・考察をまとめてみました。
※「三丁目の夕日」についてのネタバレです。
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【三丁目の夕日】第988話 お菓子の家 のネタバレあらすじ
学校からの帰り道、お母ちゃんと出会った。就職の面接だ。
お母ちゃんの仕事が決まらなければ、妹と3人の一家は飢え死にしてしまう。
お金がないので、今日もおやつはふかしたサツマイモだ。
父ちゃんが生きていたころはよくお菓子を買ってきてくれた。
妹は赤ん坊だったのでお父ちゃんの事はよく覚えていないそうだ。
今度新聞配達のバイト料が入ったら、妹にお菓子を買ってあげよう。
妹はヘンゼルとグレーテルのグリム童話に出てくるお菓子の家が大好きなのだ。
「全部お菓子で出来た食べられる家」と言う、夢のような話にあこがれていたのだ。
ある日、知らないおじさんがチョコレートをお土産に家にやってきた。
嬉しかったが、叔父さんがじーっと妹のしげ子のことを見つめているのが気になった。
知らないおじさんはしげ子がお菓子が好きだというと、おじさんの家はお菓子やさんだからおじさんの家の子にならないかと、冗談を言った。
それから母ちゃんは僕と妹を外で遊ばせておいて、叔父さんと内緒の話をしていた。
まさかしげ子を養子に出すのではないだろうか。実は父ちゃんが死んでから次男と三男を養子に出すというつらい過去があるのだ。
母ちゃんに聞いてみるとやっぱりその話が進んでいるようだ。
僕は大反対した。でも。母ちゃんはしげ子の幸せのためにも―――と言う。
ひと月が立ち、家に帰ってみると母ちゃんもしげ子もいない。
僕が悲しむから、いない間に妹を連れて行ったのだ。
泣いていると母ちゃんと妹が帰ってきた。
実はしげ子を連れて行く途中で、ホステスの求人広告が出ていて、ダメもとで受けると即採用となったのだ。
それで妹の養子の話は断ってきたのだ。
よかった!!これで家族3人で暮らせる。
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【三丁目の夕日】第988話 お菓子の家 の感想・考察
日本の戦後にはよくあった養子の話だと思う。
この家族も稼ぎ頭の父ちゃんをなくし、今ほど女性の働き口がなかった時代で、余計に貧乏になった。
4人兄弟だったのに、2人は養子に出され、兄と妹の2人だけが残った。
兄ちゃんも新聞配達のアルバイトをしているがとても追っつかない。
そして妹の危機である。
兄ちゃんは我慢が出来ない。
貧乏してもやっぱり、家族は全員いっしょが良いのだ。
母ちゃんが何とかホステスの仕事を見つけたから、今回の話はなくなったが、またいつか話が出るかもしれない。
兄ちゃんが早く仕事をして、妹を守ってあげてね。
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【三丁目の夕日】第988話 のまとめ
以上、【三丁目の夕日】第988話 お菓子の家 のネタバレあらすじと感想・考察を紹介しました。
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