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    【川柳少女】第112話 七々子と七草 ネタバレあらすじと感想・考察・113話の期待【+最新刊も無料で読む方法】

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    【川柳少女】第112話 七々子と七草 を読んだので、最新話のネタバレあらすじや感想・考察をまとめてみました。

    ※週刊少年マガジンで掲載中の「川柳少女/ 五十嵐正邦」の最新話についてのネタバレです。

     

     

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    目次

    【川柳少女】第112話 七々子と七草 のネタバレあらすじ

     

    三学期が始まり、部室で部員たちに新年の挨拶をする倉でしたが、マスク姿のうえに頻繁に咳をしており、どう見ても風邪でした。

    ちょうど自分も風邪を引いているので、ここは一発正月らしいアレをやってみますかと倉が提案し、七々子の隣でコタツにあたりながら、エイジがアレって何スかと聞きます。

    「『七草粥』ですよぉ! 聞いた事ないですかぁ?」

    と人差し指を立てながら答える倉に、なにかに気づいたような顔をしたエイジは、

    「……ははーん。さては……日本語っスね?」

    と言い、さえとると呟く七々子とは違い、アマネは厳しくツッコミました。

    「推理浅っせえ!!」

    七草とは正確には春の七草だと言う倉は言います。

    「七種の草を、粥にブチ込む風習ですぅ。どっかに効くんですぅ」

    とてつもない精度の説明だと愕然とするエイジに、アマネが江戸時代に始まった風習で、早春に芽吹く七草を食べて、邪気を払おうという願いが込められているのだと補足しました。

    エイジは部長の助け舟は戦艦並みの頼もしさだと、称賛を禁じ得ません。

    咳をしながら、これを食べれば一年風邪知らずで、自分も毎年食べているのだと言う倉に、エイジと七々子がツッコミます。

    「風邪声で言われても」

    『七草も いいけどまずは カゼ薬 七々子』

    「セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロ これぞ七草」

    と言うのだと、アマネが博学ぶりを披露します。

    食べたことがないと言うエイジに、七々子が、

    『七草は 割とそこらに 生えてるよ 七々子』

    と教えてくれました。

    感心するエイジでしたが、なので皆で七草をとってきてお粥を作り、風邪を引いている自分に食べさせて欲しいと言う倉に、思いのほか即物的な企画だと呆れます。

    自分はとにかくお米が大好きだと言う倉が、チワワの次くらいにと続け、チワワの次にお米、それからお寿司の順にあげたせいで、

    「文脈的にチワワも味で選んでる感じになってる!!」

    と部員たちは衝撃を受けました。

    ともあれ七草をとりに校外に出かけた彼らでしたが、ふと七々子が思い出したように、

    『野草には 毒あるやつも あるらしい 七々子』

    と発言し、この辺にはそんなにヤバイのはないと思うけどと、アマネが若干不安そうに言い淀みました。

    倉が咳をしながら、

    「私中学まで祖父の田舎で育ったのでぇ、野草の目利きは任せてください~」

    と自信ありそうに請け負い、頼もしいと安心する部員たちでしたが、次の瞬間キャーと倉が走り出します。

    「あっ見てみてあそこにチワワいるぅ~!!」

    「いや、あれ朽ちたレジ袋!!」

    「おいおい大丈夫かこの企画!!」

    頼りになりそうもない目利きに、部員たちは途端に不安に駆られるのでした。

    紆余曲折を経て、理科の先生に毒草をチェックしてもらい、ついに完成した七草粥はとても美味しそうでした。

    手を合わせていただいてもいいかと問う倉に、部員たちはどうぞどうぞと答えます。

    旨そうに粥を食し終え、食器を置いて深く息をつく倉に、

    「ど……どうっスか? 倉さんおいしかった?」

    と心配そうにエイジが尋ねます。

    口の端を笑みの形に吊り上げた倉は、

    「鼻詰まってて全くわかりません」

    と目からぽろぽろと涙を零し、部員たちは口を揃えました。

    「……お大事に」

     

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    【川柳少女】第112話 七々子と七草 の感想・考察・113話の期待

    年末は大丈夫だったのに、年明け早々風邪を引いている倉に、わたしは新任教師がそれで授業は大丈夫なのだろうかと、他人事ながら心配になりました。

    どう見ても自己都合で七草粥をつくろうと言い出す倉に、聞いた事がないかと問われたエイジの、さては日本語っスね? には思わず吹き出しました。

    むしろ日本語以外のなにに聞こえるのかと、逆にエイジを問い詰めたくなります。

    エイジの中での七草は、

    「ニラ ブドウ きゅうり ピーマン エシャロット」

    と他だそうで、わたしは草とは一体……と思いました。

    部活中になにをしているのかというわたしのツッコミは届かず、七草を探しに出かけた彼らでしたが、まあなにごともなく無事に終わるはずもありません。

    エイジがスマホを拾い、交番に届けに行く前に倉に報告しようと電話をしたところ、拾った電話が鳴り出して、期せずして持ち主が判明したり、七々子が石の裏やエイジの背中の虫に悲鳴をあげたりします。

    それ以外にも本当に紆余曲折ありながらも、なんとか完成した七草粥でしたが、鼻が詰まった倉に味はわからないと言うオチで、いまさらそれ? と、わたしは不覚にも笑ってしまいました。

    113話ではどんな川柳が飛び出すのか、楽しみに待ちたいと思います。

     

     

    【川柳少女】第112話のまとめ|第113話も楽しみ

    以上、【川柳少女】第112話 七々子と七草 のネタバレあらすじと感想・考察を紹介しました。

    113話ではどうなるのか、次のマガジンの発売日を楽しみに待ちたいと思います。

     

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    画像引用:https://shonenmagazine.com

     

     

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