呪術廻戦|49話 窮屈 のネタバレあらすじ
花御に黒閃がクリーンヒットし、「成ったな」と東堂。
虎杖「今のが黒閃…‼」(何だ…これ俺の呪力だよな?)
東堂「呪力の味を理解したんだ」「黒閃を経て呪力という食材の味を理解した今」「シェフとして3秒前の自分とは別次元に立っている」
「おめでとう超親友」「オマエは強くなれる」
(宿儺の器は未成熟と聞いていたが… 加えてあの男)(その他大勢とはなにか違う)と東堂を警戒する花御。
虎杖「治んのか‼」東堂「特級ともなればあの程度の怪我わけないさ」「だが確実に呪力は削れるし 急所を潰せば終了だ」
花御(どうやら貴方達には 多少本気を出した方がよさそうだ)
広範囲に木の根を伸ばして攻撃する花御、そして根の中を移動され背後を取られる二人。
種子を飛ばして攻撃されるも二人同時にカウンターのパンチ。
(各々が確実に私にダメージを与えるだけの威力がある‼)
更にタイミングを合わせて攻撃しようとする二人だが、突如足場が失われる。全て花御の呪力で具現化・顕現していたものらしい。
落下中に木の根で攻撃されるも、二人同時に足の裏を合わせ、互いに蹴り合って攻撃を躱す。
回想シーン、花御は真人との会話で
「戦いという今現在を もっと楽しんだほうがいいと思うよ」「真人は楽しいのですか?」
「最中感じる愉悦が快楽」「動機になったのはごく最近だよ」と真人は言う。
「君の魂は少し窮屈そうだ 花御ってさ本当はもっと強いんじゃない?」
そして花御は一面に花を咲かせ、そこから急激に枝を伸ばし二人に攻撃をヒットさせる。
「真人 私は今」「戦いを楽しんでいます」
「大丈夫か虎杖」「無問題‼」
「重畳では 俺の術式を解禁する‼」
呪術廻戦|49話ネタバレ感想&50話考察・期待
「おめでとう 大親友[コングラチュレーション ブラザー]」「オマエは強くなれる」と更におかしな言い回しになってきてますね東堂は。
「さあ調理を始めようか」とかツッコミどころ満載です。
黒閃のダメージも花御は回復し、虎杖は「治んのか‼」とビビるが、呪霊の体は呪力で出来ていて、人間とは違い治癒に高度な反転術式は必要ないそうです。
今回の戦いで決着が着くかどうかは分かりませんが、削りまくりの消耗戦のような戦いになるか見ものですね?
最後の東堂「俺の術式を解禁する」虎杖「前使ってなかった?」オチも楽しませてもらいました。
呪術廻戦|48話 黒閃 のネタバレあらすじ
ある切っ掛けから人を助けるために、史上最悪の「呪いの王」両面宿儺(りょうめんすくな)を体の中に宿すことになった少年 虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)。
彼は呪霊を祓うことを学ぶ場所「都立呪術高専」の学生となり高専の仲間達とともに宿儺の指を20本集め、祖父の遺言をもとに呪霊を祓い人を助け「正しい死」を行なうため戦っていく。
交流会に突然現れた特級呪霊。最強の呪術師である五条 悟(ごじょう さとる)は結界の中には入れず、呪霊相手には学生のみで撃退しなければならなくなってしまった。
既に学生の半数以上が負傷し東京校のツートップである伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)と禪院 真希(ぜんいん まき)も善戦するもあえなく撃沈。
もはやこれまでとなったその時、特級呪霊の頭上から虎杖とそれまで戦っていた京都校の東堂 葵(とうどう あおい)降ってきて、間一髪二人を助けに入る。
伏黒と真希の護送作業をパンダに任せ、敵を足止めするため残る虎杖と東堂。
しかし東堂は虎杖を一人で戦わせ「『黒閃』をキメるまで、俺は手を出さんぞ」と宣言します。
「黒閃」
それは打撃と呪力が衝突した際、誤差0.000001秒以内に生じる空間の歪み
その威力は平均で通常の2.5乗であるが、それを狙って繰り出せる術師は存在しない。
しかし、それを経験したかしないかが一流と二流を隔てる壁でもある。
それを了承した虎杖は特級呪霊相手に単身挑みながらも、奇襲やフェイントを織り交ぜながら黒閃を敵に打ち込みます。
しかし決まると思った瞬間、前回敵の仲間に唆されて犯罪者となり、それを止めるため自ら殺してしまった友達の顔が虎杖の脳裏によぎってしまう。
結局黒閃は不発に終わってしまいますが、その虎杖の心の迷いに気づいた東堂は
「その怒りはオマエには余る、今は収めろ」
と虎杖の頬にビンタし冷静になるように促します。
頬を二度叩かれ冷静になった虎杖、涎が垂れることすら気にしなくなる程の集中力の中、敵に放たれた呪力を纏った拳は黒く光り特級呪霊の胸を貫く程の打撃を与える。
呪術廻戦|48話のネタバレ感想&48話の期待考察
今週の呪術廻戦はバトルアクション物の激アツ回ですね。
今まで地道にやってきた基礎の繰り返しがライバルによって昇華していき、そして因縁の敵にその一撃を喰らわす!!
「正に少年マンガの黄金の方程式やわ〜〜〜〜!!!」
はい、変なテンションでしたね。冷静に解説すると今回は虎杖が経験した前回の呪霊事件が伏線になっていると思います。
敵の仲間である人型の呪霊 真人(まひと)に唆され犯罪者になってしまった吉野 順平。
友達であった彼を助けることが出来なかった虎杖は呪術師としての覚悟を決めます。
そこに東堂という馬鹿ですが強者を虎杖にぶつけることで、虎杖の必殺技という集大成が完成する。
ある意味前回の話と今回の交流会戦の二部構成があったからこそ今回の話のカルタシスがあったのかと思われます。(カルタシスがこの表現で合っているのかわ解りませんが)
【呪術廻戦】第47話 呪具 のネタバレあらすじ
呪具とは呪いを宿した武具であり、威力や効力によって4~1の等級に分けられていて等級の高い呪具ほど呪術戦において大きなアドバンテージになります。
そして呪具は非常に高価なもので、一説には5憶は下らないとも言われています。
真希は花御相手に特急呪具「游雲」を使い、凄まじい攻撃を仕掛けます。
しかし花御は確かにいいものだと、まだ余裕があります。
そこへ今度は伏黒が玉犬「渾」を繰り出します。
拡張術式の「不知井底」を除いた伏黒の十種の式神は完全に破壊されれば二度と顕現出来ませんが、破壊された式神の遺した術式と力は他の式神に引き継がれます。
伏黒の式神の攻撃に花御の意識を集中させているところで、今度は真希が伏黒の剣で切り付けます。
そして反対から三節棍で攻撃を仕掛けた伏黒は、真希に声をかけて武器を再度交換し2人で攻撃して花御に大きなダメージを与えます。
伏黒が真希に二度と三節棍を使わせないでと言っていると、花御が伏黒の腹部と真希の左肩を攻撃します。
花御は術師というのは情に厚く仲間が傷付く度に隙が生じると言い、伏黒の式神を攻撃します。
そして伏黒の式神は消えてしまいますが、花御が消したというより伏黒のダメージが大きく術式が解けたようです。
伏黒と真希が花御にやられそうになったその時、駆け付けた虎杖と東堂が花御に大きなダメージを与えます。
【呪術廻戦】第47話 呪具 の感想・考察&48話の期待
強敵である花御を前に、真希も三節棍を使い本気を出します。
途中武器を交換するなど、伏黒と真希は即興とは思えない見事なコンビネーションを見せてくれました。
2人の同時攻撃で花御を倒せたかと思いましたが、花御は甘くはありませんでした。
伏黒に打ち込んだ攻撃は呪術を使うと根が侵食してくるというもので、一撃で伏黒をほぼ戦闘不能にしてきました。
そして真希も肩の傷で動きが鈍っていたので、芽を打ち込まなかったとしても花御の攻撃は相当な強さという事です。
絶体絶命のピンチに虎杖と東堂が駆け付けてくれたので、4人がかりでやっと花御を倒す事が出来るのではないでしょうか。
【呪術廻戦】第46話 時間 のネタバレあらすじ
楽巌寺学長歌姫と帳に入った歌姫は、呪いが濃いので特級クラスが来ているのかもと考えます。
そこへ呪文を唱えていた外部侵入者が現れ、楽巌寺学長は中々出来ると警戒します。
楽巌寺学長は歌姫に、生徒達の保護を優先する為に先に行くように促します。
そして斧を構えた侵入者とロックな格好の楽巌寺学長が対峙します。
伏黒と狗巻と加茂は花御の攻撃から逃げています。
一旦花御から距離を取り、狗巻が止まれと呪言を使います。
そして花御の動きを止めたところで、加茂が攻撃して目の部分の木に傷を付けます。
加茂の力を見て、さっきの伏黒は本気ではなかったのだと驚きます。
3人は狗巻と加茂のコンビネーションで帳の外を目指し、楽巌寺学長との合流しようとします。
加茂はいつ呪言の対処法に気付かれ均衡が崩れてもおかしくないので、早く東堂や三輪と合流したいと考えます。
狗巻が止めたところで伏黒が攻撃を仕掛けますが、限界が来た狗巻が吐血し崩れ落ちます。
狗巻の事を気にしていた伏黒も花御にやられてしまいます。
強い言霊を使っていなかったのに狗巻の喉が潰れたので、伏黒は花御は格上だと焦ります。
倒れていたはずの狗巻が最後の力を振り絞り、花御を吹っ飛ばします。
花御の飛んで行った先に居た真希が刀で切り付けますが、刀を折られてしまいます。
その隙に伏黒が目の部分の木を切り落とし、真紀は三節棍を構えて勝負に出ます。
【呪術廻戦】第46話 時間 の感想・考察&47話の期待
呪文を唱えていた侵入者は、楽巌寺学長と戦う事になりました。
老体と言えど楽巌寺学長も実力者なので大丈夫かとは思いますが、かなり心配です。
そして伏黒と狗巻と加茂の3人は花御と戦っていますが、今回の話ですでに狗巻と加茂がダウンしてしまいました。
真希と合流する事が出来たものの、伏黒と真希だけでは不利な状況は変わりません。
しかしこの戦いで真希は三節棍を使って戦うようなので、花御を相手にどこまでやれるのか楽しみです。
そして今回描かれていませんでしたが、五条がどのような動きを取っているのかも気になるところです。
【呪術廻戦】第45話 賢者 のネタバレあらすじ
団体戦の戦況を表している札が突如全て、東京校の赤色へと変わります。
教師達は烏達が何も見てない状況を踏まえて、未登録の呪力でも札は赤く燃えるので外部侵入者の可能性を考えます。
夜蛾の指示により夜蛾は天元の元へ向かい、五条と歌姫と楽巌寺学長は学生の保護、冥は残って学生の位置を特定し五条に逐一報告する事にしました。
その頃侵入者が
「闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え。」
と呪文を唱えると、空に黒いモヤモヤが生まれ帳が発動します。
帳の発動を懸念した歌姫は五条に、帳が発動する前に五条だけでも先に向かうように言います。
しかし五条は視覚効果より先に術式効果が優先されているので帳はすでに完成しており発動を食い止められないと考え、歌姫に無理だと答えます。
帳まで辿り着いた五条は、下りたところで破ればいいと帳に触れますが弾かれてしまいます。
帳の反応に五条が違和感を感じていると、隣では歌姫が帳の中に手を突っ込んでいました。
その様子を見た五条はこの帳は五条を拒む代わりにそれ以外は出入り可能な結界だと気付き、歌姫と巌寺学長に先に行くように言います。
五条の説明を聞いた歌姫は、特定の個人のみに作用するとは余程の呪詛師がいると警戒します。
五条も歌姫と同じ考えで、更に五条は情報をある程度把握されている事も懸念します。
花御に対峙する伏黒と狗巻と加茂ですが、狗巻の提案で伏黒が状況を五条に電話で伝えようとします。
しかし途中で花御に邪魔をされてしまい、花御は脳に直接、
「これ以上人間との共存は不可能です。人間のいない”時間” 死して賢者となりなさい。」
と語り掛けてきます。
【呪術廻戦】第45話 賢者 の感想・考察&46話の期待
それぞれの想いを抱え激闘を繰り広げていた団体戦から一変し、学校は外部侵入者により危険に晒される事となりました。
夜蛾を始め教師陣の的確な判断は、素晴らしかったです。
しかし帳の完成を食い止めるまでには至りませんでした。
教師陣にはGTG(スーパーティーチャー五条)がいるので心強かったのですが、まさかの帳に入れず足止めをされてしまいます。
ひょっとすると歌姫と楽巌寺学長が向かってピンチに陥り、結界を破る事が出来た五条が後から駆け付けるのかもしれません。
ただ伏黒と狗巻と加茂では花御を相手にするのは厳しいと思うので、五条がこちらに駆け付ける展開も考えられます。
【呪術廻戦】第44話 京都姉妹校交流会ー団体戦⑪ のネタバレあらすじ
幼少期の加茂がなぜ皆が母を虐めるのか聞くと、爛れた側妻だからだと言われました。
そして青年となった加茂が嫡男と偽り迎えて贔屓するのはなぜなのかと聞くと、正室が術式を継いだ男児を産めなかったからだと言われました。
そんな境遇の加茂は、加茂家の次期当主として腕を磨いてきました。
伏黒と激しい攻防を繰り広げながら、加茂は近接戦でここまで立ち回れる式神使いは珍しいと伏黒の成長を喜びます。
伏黒が仲間意識を出してくるのは何なのかと尋ねると、加茂はシンパシーだと答え御三家を支える人間になるだろうと期待を寄せます。
そして加茂は伏黒に、加茂家嫡男としての個人的判断で虎杖を殺そうと考えていると言います。
続けて加茂が同類なのだから理解出来るだろうと言うと、伏黒は違いますと否定。
伏黒は自分は禪院家とはもう繋がりが無いので、そういう話は真希にして下さいと加茂に言います。
そして伏黒は自分は正しいとか間違っているとかではなく良心に従っているので、それを否定されるのなら呪い合うしかないと言い加茂の背後に残っていた式神を使い攻撃します。
背後の式神に加茂が対応しようとするとすぐに伏黒は式神を解除し、最近調伏したばかりの式神である満象を繰り出します。
加茂は満象の鼻から水を噴射して建物の外へと加茂を吹き飛ばし鵺で追撃しますが、加茂家嫡男として負ける訳にはいかない加茂は赤血操術の赤縛で鵺を封じ込めます。
そして伏黒と加茂が互いに攻撃しようと駆け寄ろうとすると、突如近くに巨大な木の根のようなものが出現し二人に攻撃してきます。
狗巻による急襲に、伏黒と加茂は慌ててその場を離れます。
その頃少し離れた場所で花御が何かを地面に打ち付けて呪文を唱えて、空中に黒い塊を出現させました。
そして花御は楽しみだなハンガーラックと言いながら、歪んだ笑みを見せます。
【呪術廻戦】第44話 京都姉妹校交流会ー団体戦⑪ の感想・考察&45話の期待
前回に引き続き、伏黒と加茂の激しい攻防が繰り広げられました。
伏黒が背後の式神で隙を作り満象を出して鵺で追撃したところでは決着がついたかと思いましたが、さすがに易々と加茂を倒す事は出来ませんでした。
狗巻や花御の登場もあったので伏黒と加茂の戦いに介入してくる事になると思いますが、今回の冒頭に加茂が加茂家嫡男という事に気負いしている描写があったのでこれがフラグとなり加茂の敗北という結末になるのではないでしょうか。
ただ花御の行動はかなり謎めいているので、花御の出現させた黒い塊の影響を伏黒や狗巻がどの程度受けるのかが気になるところです。
45話からの展開は読むのは難しいですね。
【呪術廻戦】第43話 京都姉妹校交流会ー団体戦⑩ー のネタバレあらすじ
加茂が伏黒に向けて遠距離から三発矢を放ち、階下にいた伏黒が矢の気配を察知して、トンファーで二本の矢を弾き飛ばし破壊します。
そして、残りのもう一本が、伏黒の首元に向かって飛びますが、「鵺(ぬえ)」+「蝦蟇(がま)」のコンボによる式神、不知井底(せいていしらず)が舌を伸ばして首に届く前に受け止めます。
不知井底(せいていしらず)が受け止めた矢をトンファーで叩くと、ピッ、と矢尻に少量の血がついているのを確認します。
「矢尻に少量の血…やっぱ物理法則無視の起動は加茂さんの術式か」
と、冷静に分析します。
その伏黒に対して、
「同時にもう一種式神を出せるだろ?」
と、出し惜しみするなと苦言を漏らします。
「玉犬が仕事中だっつーの」
と、心の中で思いつつも公言せず、加茂の方矢がラス1で貧血で倒れても助けませんよ、と返します。
加茂の術式は「赤血操術(せっけつそうじゅつ)」
自身の血とそれが付着した物を操ることができる血筋大好きな御三家らしいだな、と心中で皮肉ります。
対して加茂も、これらも全て事前に用意したものだから心配いらないよ、と伏黒の嫌身に対して落ち着いて答えます。
そして加茂による説明によると、
伏黒の術式は、「十種影法術(とくさのかげほうじゅつ)」
禪院家相伝の術式の一つで、影を媒介とした10種の式神術。
分家の伏黒でなく、宗家の真希や真依にもこれがあればと、同じ御三家からなのか、二人に対して思うところがあるらしい加茂です。
次に加茂は直接伏黒を狙うのではなく、天井めがけて矢を放ちます。
天井に気を取られているうちに、目前に加茂が接近し、攻撃を繰り出してきたのを咄嗟にトンファーでガードしますが、その強さにこんな力があったかと疑問を感じます。
よく反応したね、気を抜くなよ、という加茂の右目が開き、模様が浮き出てきます。
瞬間、更強烈な打撃を浴びせ、伏黒はそのあまりの速さに呪力で守るのが遅れてしまい、トンファーを一本折られてしまいます。
加茂の身体能力が格段と跳ね上がったのは、体温、脈拍、赤血球量などの血中成分までも自由自在に操れる加茂の呪術「赤鱗躍動(せきりんやくどう)」によるものです。
ドーピングかという伏黒に対し、よく気がついた、
だが俗な言い方をやめて欲しいと言ったところで
一度闘いに幕が引かれます。
一本刀を取られ、何もすることがなくなった三輪霞は
団体戦に全く何の関係もないのに、突然
「タピオカって言う程美味しいか?」
と考えるほど、暇になってしまったのか、無力さに自暴自棄になっておかしなことまで考えるようになってしまっていました。
そんな中、へメカ丸から一本の電話が鳴り、
「はい、役立たず三輪です」と応答すると
「眠れ」と一言。
スー、スー、と
呪言により、眠ってしまった三輪の寝息を聞きながら狗巻が電話切り、三輪霞もこれで団体戦からリタイアとなります。
玉犬をわしゃわしゃ撫でてから、「戻れ」と言い、伏黒の元に返していく狗巻。
刹那、気配を察知し、振り返ります。
一方、京都校の学長は、エリアに放つのは2級呪霊では、虎杖暗殺に心許ないので、躾の際に使用した匂いと笛を渡し、準1級呪霊を上手く使い、虎杖を殺せと加茂に命令しました。
そしてまた狗巻サイドに戻り、先程感じた異様な気配を探ると現れたのは準1級呪霊は倒されており、代わりに茂みから顔を出したのは、特級呪霊の花御です。
お互い何か分からない言葉を放ちながら戦闘に突入します。
そして
さて仕事を始めるかとつぶやく真人、ハンガーラックを作りたいと不気味な言葉を放つ新しいキャラクターで、話は終わります。
【呪術廻戦】第43話 京都姉妹校交流会ー団体戦⑩ー の感想・考察&44話の期待
今回は今まで放置気味だった伏黒加茂戦や、団体戦の本来の目的だった呪霊の動向など見所が多かったです。
今の狗巻に花御の相手は厳しいと思うので、恐らくモニターで見ているであろう五条先生が助太刀にくるのではないでしょうか。
そして、ハロウィンまで出番がお預けかと思われた真人がまさかの登場で、もしかしたら、東堂により鍛え上げられた虎杖がここで真人を祓うこともあるんじゃないかと考えます。
なんせ虎杖は、もう二度と負けないと心に違っていますからね。
伏黒も負けたくないと言っていたので、加茂に勝ち、虎杖との共闘もありうるかもしれません。
44話からの展開は読むのは難しいですね。
【呪術廻戦】第40話 京都姉妹校交流会ー団体戦⑦ー のネタバレあらすじ
「真希?あんなんただの雑魚よ」
京都校の休憩中の1コマ。
真希の姉妹である真依は、真希のことをそう吐き捨てます。
呪いも見えない、呪具を振り回すだけの一般人。万年4級。
真希を見下すような真依の言葉に、対戦相手として脅威ではないのかもと、三輪は少し安心していました。
しかし、団体戦当日。
真希とタイマンで戦闘中の三輪は、困惑していました。
(真依の馬鹿!!)
(この人 滅茶苦茶強い!!)
真希との間合いを詰めたいのに、防戦一方になっている三輪。
真希が未だ4級術師であることに対して、実力と階級が見合っていないと感じます。
まずは全力で隙を作らなければならないと、三輪は居合の構えを取ります。
三輪の得意とする「シン・陰流 簡易領域」は、領域内に侵入したものを”全自動”反射で迎撃する技です。
これを繰り出そうとする三輪に対し、三輪の「隙を作りたい」という狙いを読んでいた真希。
長物である自分の呪具を、自分の腿で半分ほどの長さに折ってしまいます。
そして三輪に向けて、折った呪具の半分を投げつけました。
咄嗟に自らの刀で叩き落とす三輪ですが、真希は呪具だけはなく、暗器も放っています。
囮を使って間を潰しに来た真希。
三輪に接近し、合気を使って三輪の刀を奪ってしまいました。
そんな真希と三輪の戦いを、一匹のカラスが見つめています。
その瞳に映る映像は、東京校と京都校の教師たちが集うモニタールームに送られていました。
こちらは、五条の近くに座る女性の1級呪術師「冥冥」の能力であるよう。
先ほどの戦いを見て、真希を面白い子だと評し、「さっさと2級にでも上げてやればいいのに」と冥冥は言いますが、禪院家が邪魔してるくさいんだよね、と五条。
これに冥冥は「金以外のしがらみは理解できないな」と答えます。
それより、と五条が冥冥に話を振ります。「さっきからよく悠仁周りの映像切れるね」と。
冥冥はさらりとかわしますが、「ぶっちゃけ冥さんってどっち側?」と五条は更に突っ込みます。
冥冥はこれに、「どっち?私は金の味方だよ」と微笑みながら答えました。
京都校側が何を企んでるかは知らないけれど、もう簡単にどうこうされる虎杖ではない、と確信している五条もまた、余裕のある笑みを浮かべます。
エリア内に放たれた呪霊には呪符が貼り付けられており、教師たちはその消滅反応によって、呪霊を払ったのが京都校なのか東京校なのか認識できる模様。
しかし、生徒たちは呪霊狩りのゲームよりも、対人間同士のバトル真っ最中のようでした。
場面は変わって釘崎、西宮のタイマンバトルです。
呪力を使い、ホウキに乗って空を浮遊できる西宮は、その風圧で釘崎を攻撃します。
釘崎がガードしている隙を狙い、ホウキだけを動かして、釘崎の左頬を殴りつける西宮。
よくも私の御尊顔を…と睨みつける釘崎に対し、「顔の傷も男なら勲章 女なら欠点だもんね」と話します。
呪術師は実力主義ではない。それは男だけ。
女は実力があってもカワいくなければナメられる。
カワいくっても実力がなければナメられる。
ゆえに、女の呪術師が求められるのは「実力」ではなく「完璧」である、と西宮は言います。
そして真依はそれ以上の”理不尽”と戦っている、とも。
そう話しながら釘崎を見下ろす西宮に対し、
「テメエが面倒くせぇのは分かったよ」
と吐き捨てました。
【呪術廻戦】第40話 京都姉妹校交流会ー団体戦⑦ー の感想・考察&41話の期待
呪術廻戦の交流会:団体戦編、第40話は「女の戦い」が描かれていた回でした。
前半の三輪VS真希のコンビは、交流会後に仲良くなれそうな雰囲気も感じましたが、後半の釘崎VS西宮のコンビは、今後も険悪な雰囲気が続きそうな気もしますね。
後半で西宮が話した「女の呪術師論」は、呪術師の世界だけでなく現代日本社会に当て嵌めてみても、あまり違和感がないのかもしれません。
カワいくなければナメられるが、カワいくても実力がなければナメられる。
この台詞を頭に入れて読むと、以前 西宮が口にしてた「頑張れ私 今日もカワイイ」が、また違ったニュアンスで聴こえてきたりもします。
呪術廻戦|ネタバレのまとめ
漫画を「ネタバレあらすじで楽しむ」のも楽しみ方としてアリですが、やはり漫”画”なので、せっかくなら”画”とあわせて読んだ方が面白さは倍増します。
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