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オリエント|最新話ネタバレから過去話まで一挙紹介!【少年マガジン】

オリエントのネタバレについてまとめています。

※週刊少年マガジンに掲載された「オリエント/ 大高忍」の最新話についてのネタバレです。

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オリエント|50話 刺青男 のネタバレあらすじ

 

砲戦竜八岐大蛇は、百余り存在する鬼神の中でも、五指に入る強さを持つと言います。

赤鬼が炎を吐き出す攻撃的な鬼であるのに対して、緑鬼は特殊な防御壁であるバリアを操る守備の鬼で、その絶大な防御力は、高出力の”刀気”ですら反射してしまい、自分たちの放った攻撃で武士たちは傷つくのでした。

この150年間、傷一つつけた「武士団」は存在しないという話を聞き、つぐみは無理無理無理と手を左右に振りながら、そんな化け物を相手にできるわけがないと青ざめます。

紫龍城の大手門では、連合の武士たちが入場を許されますが、自分たちの目的は鬼退治ではなく情報収集だと、鐘巻武士団は外に留まりました。

でもきっとこの城内に竜臣がいるのだろうと、天守閣を見上げる武蔵が、つぐみに鞭で自分をあそこまで運んでくれるよう頼みますが、

「アンタ馬鹿なの? あんな高いとこまで運べるわけないじゃない!」

と言われてしまいます。

ただ城壁の屋根のうえなら可能だと言う彼女に、まずは城内を視察するのでそれでもいいと彼は答えました。

揉め事を起こさずに戻ってくるように言う小次郎に見送られて、屋根のうえに飛び上がった武蔵は、そこから一望できる城の中の景色に目を奪われます。

その大きさに驚く彼に、屋根に腰かけていた男が、立派な城だろうと声をかけてきました。

着物をはだけ、刺青の入った上半身をあらわにした男の言葉に、戸惑いながらも頷く武蔵に、武士のすべてに帰りを待つ家族がいて、それを確認するために自分は戦の前にはここに来るのだと、民衆の生活を見おろしながら彼は言います。

おっちゃんも武士なのかと問われた男は一応なと頷き、武蔵も武士かと尋ねて、頷いた彼に年を訊きました。

15歳だと答えた武蔵に、お前のような若い武士を、むざむざと死地へ送り込むような真似はしたくないと、顔を上げたのは眼帯をつけた竜臣。

そこに突然現れた直江が、男に殿と声をかけたので、武蔵は彼が自分の探していた、上杉竜臣であることを知って驚きます。

控えろと言う直江に、竜臣が連合傘下の武士なら、自分の家族も同然なので構わないと言いますが、彼は武田の者ですらない部外者だったので許されませんでした。

所属する城・部隊名・刀色・位を訊かれても、答えられなかった武蔵は、竜臣の態度が急変したことに驚き、冷や汗をかきます。

城への不法侵入は死罪の掟だが、尚虎が目をかけている者らしいので、どうするかと問われた竜臣は、武蔵を見据えながら告げました。

「タコ部屋行きだ……」

(た……タコ部屋行き……!?)

 

オリエント|50話 刺青男 のネタバレ感想/考察期待

忍び込んだ先で出会った男が、探していた竜臣だった武蔵は、運がいいのか悪いのか、よくわからない主人公だと思います。

武蔵たちが紫龍城に来たのは、自斎のことを知りたいからですが、みちるとその従者に誘われたという事実があるため、そのあたりが突破口になったりしないのだろうかと、わたしは思いました。

竜臣は連合傘下の武士は自分の家族も同然と言っており、家族も同然のみちるが、緑鬼に食べられそうになっているところを助けた武蔵は、一応恩人になるはずなので、それがわかれば無碍には扱わないのではないでしょうか?

一刻も早いみちるの登場と、その証言が待たれるところです。

武蔵が入れられることになってしまった、タコ部屋とは一体どんなところなのか?

そして武蔵はどうなってしまうのか気になる、51話も楽しみに待ちたいと思います。

 

 

オリエント|49話 淡路に巣食う鬼 のネタバレあらすじ

 

先祖の骸に先勝の誓いを立てる。

家紋と血統を誇るのは武家の習いだとしても、ここまでやるのは上杉だけだろうと、尚虎は思います。

その横で、直江が竜臣に部外者が三名、兵に紛れ込んだと報告すると、彼は殺せと即答しました。

相変わらず一門以外には容赦がないと、考えながら尚虎が自分の血縁だと嘘をつくことで、その場はなんとか事なきを得ます。

そこで話を変えるべく、尚虎がなぜ部下でもない自分に、淡路の鬼神を討つべきだなどという、手紙を送ってきたのか問うと、竜臣はお前なら自分を助けてくれると思ったと答えました。

小舟で移動しながら、武蔵たちの事情を聞き、納得の声を上げたのは尚虎の部下、山本春雷です。

前回武蔵を羽交い絞めにした真田青志は、彼らのお守りで尚虎の警護を外されてしまったと、不貞腐れていました。

不機嫌な青志に子ども扱いされても、武田は竜臣に会うための重要なコネだから、友好的に接しておかなければと、武蔵は小次郎のために笑顔を作ります。

春雷は本来「武士団」とは「武家」の血筋という意味であり、鬼が現れる前は「家」同士で戦争をしていたので、本能的に血の繋がりをなによりも信じていて、よそ者には厳しいため、そんな見え透いた真似をしても、危ないから竜臣には会わせられないと説明しました。

自分には理解できないと呟く武蔵と、以前仕えていた相手の振る舞いを見ていたので、少しはわかると言うつぐみ。

小次郎は、誇り高い一族の末裔なのだから、武士の誇りを失うなという、自斎の教えを思い出しながら、自分はこれから見つけたいと述べます。

港に集まっている武士たちを見ながら、なんとかあそこに紛れ込めないだろうかと言う武蔵は、あれは「鬼神」退治のために集められた武士なので、一緒に行動したら命はないからやめておけと、青志に忠告されました。

「鬼神」なら今までにも何度か見たと答える武蔵でしたが、なにもわかっていないと言う青志は、小次郎の持つ絵巻物を使って、彼らの見た「鬼神」など、数多の「鬼神」の中でも雑魚でしかないのだと教えてくれます。

今回討伐しようとしている「鬼神」は、最強の「黒鬼神」に近いレベルだと知り、武蔵たちは冷や汗をかくのでした。

同じころ淡路島付近の海上では、上杉の船員が島を覆いつくすようにして存在する、緑色鬼神「砲戦竜八岐大蛇」を観測し、竜臣に報告するべきだと判断します。

その時上空の空間に犬飼の鬼鉄刀が四角い穴を開け、そこから犬田八咫郎が飛び降りてきました。

八咫郎は大蛇の威容に畏怖しながらも、黒曜石の兄弟の一人として、必ず役に立ってみせると誓います。

そしてまずは上杉の武士たちを、内部から切り崩そうと目論むのでした。

 

オリエント|49話 淡路に巣食う鬼 のネタバレ感想/考察期待

戦国時代の上杉家は、毘沙門天を信仰していたらしいですが、こちらの上杉家は、タカミムスビノカミを信仰しているのだと知って、わたしは少し意外に感じます。

といっても漢字が違うので、同じタカミムスビノカミとは限らず、戦の神だったりするのかもしれませんが。

部外者が紛れ込んだと聞いた竜臣が、即座に殺せと答えるのを見て、わたしはみちるたちはよくこんな男の所に、武蔵たちを誘ったなと思いました。

悪気はなかったのかもしれませんが、無自覚に死地に誘い込んでしまっている気がします。

そんな中ついに黒曜石の兄弟の一人、犬田が上杉連合を内部分裂させようと動き始めていて、わたしは武蔵たちが巻き込まれるのは確定かと、心配になりました。

鐘巻武士団の目的は達成されるのか、気になる50話も期待したいと思います。

 

 

オリエント|48話 上杉武士団 のネタバレあらすじ

 

なぜおまえが上杉の鬼鉄騎の中から出てくるのかと、武蔵が武田尚虎の名を呼ぶと、彼の名を聞いた連合の武士たちがどよめきます。

彼は「炎獄天狗」の時、自分は”斬鉄刀”も持っていなかったのだから、悔しいけど助けられたようなものだと礼を言いますが、左にいる部下と顔を見合わせた尚虎は言いました。

「おまえ……誰だっけ?」

自分のことなど眼中にないとでも言うのかと、羞恥と屈辱に顔を赤くして身を震わせる武蔵を見て、尚虎がこらえきれなくなったように噴き出します。

目に涙まで浮かべて大笑いした彼は、冗談だよ、残念賞の武蔵だろ? 覚えてると言い、お前って本当にからかい甲斐があるよなと、目尻の涙を拭いました。

自分の肩に手を置き、

「俺に覚えてもらえてて……よかったなぁ、武蔵!」

とニヤニヤ笑いながら言う尚虎に、武蔵はお前は相変わらず性格が悪いな、まわりからもよく言われるだろうと、嫌そうな顔で並んで歩きだしますが、面と向かって言う奴はそういないと、彼はどこ吹く風と聞き流します。

ところでなんでみんなこんな奴に膝をついているのかと、つぐみまでが膝をついているのを見て、不思議そうな顔をする武蔵と小次郎に、つぐみはそっちこそなんでそんなに馴れ馴れしいのかと、小声で言い返しました。

まわりの武士が、武田といえば日ノ本で二番目に大きい「武士団」で、解放した鉱山町の数と、領土の広さなら随一を誇り、それを率いる尚虎は上杉と双璧をなす、日ノ本最強の「五傑将」の一人だと言います。

それを聞いた小次郎は、あの人もしかして予想よりすごい人だったのかと驚き、武蔵はそうかもなと答えて、人は見かけによらないなと呟きました。

その時直江が、連合の部外者なら見過ごせないので自分たちが裁くと、武蔵たちの引き渡しを求めますが、尚虎は自分の部下だと答え、騒ぎを起こしてすまないが、責任をもってこちらで引き受けると言います。

誰がお前の部下だと、文句を言いかけた武蔵の口を、兜をかぶった尚虎の部下が塞ぎ、静かにしていろと言うのを聞いて、彼はようやく自分が庇われたことに気付きました。

尚虎がそういうのであればと、引き下がった直江が、主君に会うのだろうと彼だけを中へと導きます。

尚虎が今から上杉のお殿様に会うと聞いた武蔵たちが、自分たちも会いたいので連れて行って欲しいと訴えますが、だめだめと手を振る彼は、小声でわけは自分の部下に聞けと要求を拒みました。

羽交い絞めにされる武蔵が、なぜだめなのかと尚虎の部下に文句を言うと、

「上杉竜臣様が……くせ者だからだよ。おまえがどうこうできる相手じゃねえ。あきらめな!」

という答えが返ってきます。

一体どんな人物なのか、武蔵はますます想像がつきませんでした。

紫龍城の城内を進む尚虎は、直江に竜臣は地下の霊廟で、淡路の決戦のため先祖代々の御霊に、勝利の誓いを立てていると説明されます。

「よお……久し振りだな竜臣!」

尚虎に声をかけられて、武器や鎧兜を身に着けた骸骨に囲まれて祈っていた、ドレッドヘアのような髪型の、左目にぽっかりと空洞を開けた男、上杉竜臣が笑顔で振り返りました。

「来たか……尚虎!」

 

オリエント|48話 上杉武士団 のネタバレ感想/考察期待

斬鉄騎から降りてきたのは、竜臣かと思えば尚虎で、なぜおまえがと問う武蔵を、彼は覚えているくせに知らないふりをするという、子供のような惚け方でからかいます。

相変わらずの性格が最悪な尚虎が、実は日ノ本で二番目に大きな「武士団」を率いる、「五傑将」の一人であることが判明し、この意外な事実には、武蔵たちだけでなくわたしも呆気にとられました。

性格の悪さと実力は、関係がないのかもしれないなと。

血族こそ我らのすべてだと笑う、直江に案内されて尚虎が向かった地下の霊廟では、多くの武士の骸骨に囲まれた、上杉竜臣が祈りを捧げていて、その異様な光景にわたしは引きました。

武田と上杉のトップはどんなことを話し合うのか、蚊帳の外に置かれてしまった武蔵たちは、これからいったいどうなるのかなど、気になる49話も期待したいと思います。

 

 

オリエント|47話 紫龍城 のネタバレあらすじ

 

播磨の港に到着し、初めて見る海に大はしゃぎする三人。

しばらくしてつぐみが、上杉の移動城塞「紫龍城」の家紋に気づき、あれが上杉の城ではないかと言います。

雲のかかる、まるで山のような立派な城に感心する武蔵とつぐみに、自斎のことが知りたいと、ここにきたがった小次郎が、わがままに付き合わせてすまないと詫びました。

武蔵は自分も知りたいのでわがままではないと否定し、つぐみも家族のことを知りたいのは当然だと慰めます。

そもそもどうして上杉直々の署名が、自斎の持っていた巻物に入っていたのかと、疑問を口にするつぐみに、武蔵はきっと二人は歴戦の友なのかもしれないと、自らの考えを述べました。

つぐみはいやいや、もしかすると小次郎は、上杉の隠し子かもしれないなどと盛り上がり、置いてきぼりにされた本人は、楽しそうだなと呆れます。

「だめだ」

城へと続く橋の上で、面会の申し出をあっさりと断った臣下らしき男は、下々の武士をいちいち相手にしてはいられないのだと、小次郎たちの後ろで順番を待つ、大勢の武士たちを指差しました。

振り返った三人は、逆にその武士たちから、ここにいるのは皆連合傘下の「武士団」のはずだが、どこの団の者だと訊かれ、自分たちは上杉連合ではないと答えます。

その瞬間に武士たちの目つきが変わり、小次郎たちと話した臣下らしき男、直江はどうするかと問われて、間もなく貴賓が到着するので、そこの不審な者たちを取り押さえて調べろと命じました。

突然捕まりそうになる三人。

捕まったらマズそうだと、逃げ出そうとした武蔵の前に、両手をポケットに突っ込んだ男が立ち塞がります。

とおしてもらうと、柄を突き出しながら突進した彼は、それを避けられたどころか、後頭部に蹴りを食らって倒され、体のうえに座られて拘束されてしまいました。

「直江様……こいつは弱い。警戒する価値のある「武士」じゃないスよ……」

武蔵を見下ろしながらそう言う男。

槍を突き付けられた小次郎とつぐみは、武蔵が脚一本であしらわれたことに驚きを隠せません。

弱いと言われて腹を立てた武蔵が、男と睨み合っていると、バラバラという音がして、ヘリコプター型の”鬼鉄騎”が近くに着陸しようとします。

なんだあれはと呆気にとられた武蔵でしたが、ヘリコプターの乗降口に、上杉の家紋が入っていることに気付きました。

するとその場にいた者たちが全員膝をつき、

「あれは……まさしく上杉本家の”鬼鉄騎”だ……!!」

と一人の武士が呟くと、

「ということは殿が……!?」

とほかの者たちがごくりと唾を飲み込みます。

直江までがお待ち申しておりましたと頭を下げるのを見て、武蔵たちはもしかしてこいつが噂の、自斎の知り合いかもしれない、上杉の殿様かと逆光に隠された姿を見守りました。

しかし下りてきたのは武田尚虎で、

「……。……んっ!?」

と彼は困惑します。

 

オリエント|47話 紫龍城 のネタバレ感想/考察期待

結局播磨の港に来て、上杉家の家臣とトラブルを起こす三人に、だからあの時みちると一緒にきていればと思うわたしでしたが、結果論かと思い直します。

あの時は播磨に行くつもりはなく、自斎の巻物に上杉直筆の署名があったからこそ、自斎の過去を知るために、播磨までくることになったのだからと。

油断していたとはいえ、蹴り一発で捕まってしまった武蔵でしたが、わたしはそれより、前回あるかもしれないと予想していた航空機型の”鬼鉄騎”が、次の話でいきなり登場したことに驚かされました。

本当にあるとはびっくりです。

運よく上杉の殿様に会えるかもしれないと思いきや、下りてきたのは横取り侍の武田尚虎。

武蔵たちはどうなってしまうのか、気になる48話も期待したいと思います。

 

 

オリエント|46話 はじまりの鬼神 のネタバレあらすじ

 

それが「鬼神」と言われても、武蔵にはどう見てもどこまでも続く、黒い壁にしか見えません。

これ以上近付かない方がよさそうだと言うみちるに、下を見ろと言われた彼がそちらに視線を向けると、わずかずつ動く「鬼神」の体に、鉱夫の町が押し潰されていました。

驚愕する武蔵が、事情を知っているような口ぶりのみちるに、巨大な「鬼神」のことを尋ねます。

彼女はこの鬼は、150年前に日ノ本に一番最初に来た鬼なのだと答えました。

爺から聞かされた昔話では、昔日ノ本に一匹の黒鬼が現れたのだそうです。

とても強く、人間は誰も敵わなかったその鬼を、当時の日ノ本の人間たちは、神様だと崇め祭り上げる者たちと、外敵だと定めて徹底抗戦する者たちに分かれました。

祭り上げた者たちは、鉱石を鉱夫たちに採掘させるのに効率の良い街をつくり、たくさんの鉱石を黒鬼に貢ぎます。

鬼の体は鉱石を食べてどんどん大きくなってゆき、国土の半分を覆うほどになってしまいました。

名を「黒鬼神」。

自分たちがそう呼ぶ鬼を倒すことこそが、150年間いまだに誰も果たせない、すべての「武士団」の悲願なのだと、合流した爺は言います。

なにしろ「黒鬼神」は今も肥大化を続けており、放置すればいずれ日ノ本全土が飲み込まれてしまうのだと。

話を聞いて、だったら早く倒さなければマズいのではないかと言う武蔵に、今まで誰も勝てていないのだから、もう誰も倒せないのではないかと、つぐみが怯えた顔で反論しました。

爺はいいえと強くそれを否定し、連合の主である竜臣ならば打ち果たしてくれると断言します。

「なにせあのお方こそは……日ノ本最強とうたわれる五人の武士……「五傑将」の一人なのです!」

なんだかスゴそうな呼ばれ方に、おおと感心する武蔵に、天下統一にもっとも近い五人なのだと、爺は自信を持って言い切りました。

自分たちの連合の主は播磨にいるので、武蔵たちも興味があれば是非くるようにと勧めた爺は、みちるを促して去って行きます。

新事実に衝撃を受けた三人は、東には行けなくなってしまったと、黒い壁をぼんやりと見上げました。

小雨田の城下町も、いつかあんな風になってしまうのは嫌だが、どうすればいいのかわからないとため息をつくつぐみが、姉はこのことを知っていたのだろうかと呟きます。

その発言を受けて、武蔵も自斎はこのことを知っていたのかと、小次郎に声をかけました。

さあなと言う彼は、絵巻物には書かれていなかった気がすると答え、二人は見てみるかと、一度確認することにします。

絵巻物を持っていることを知らなかったつぐみが、興味をひかれたように覗き込み、綺麗な絵巻物だと言いますが、でもこれは「武士団」ならみんな持っているもので、珍しい物ではないと断言しました。

なぜそれを自斎が持っているのかと小次郎が呟くのを、小次郎のお父さんが「武士団」の人だからではないのかと、彼女が不思議そうに尋ねます。

つぐみは絵巻物に上杉の花押が入っていることに気付き、自斎が「上杉武士団」の武士なのではないかと言いました。

 

オリエント|46話 はじまりの鬼神 のネタバレ感想/考察期待

みちるたちの話を聞いて、「黒鬼神」を滅ぼすためには、淡路島の「緑色鬼神」討伐作戦が重要だと教えられたのに、壁の前でぼんやりしている武蔵たちに、なにしとんと突っ込んだのはわたしだけでしょうか?

当初予定していた東には行けないのだから、みちるにも誘われたことだし、同行すればいいのにと。

自斎はこのことを知っていたのかという話になり、「鬼神」の名前の中に、「黒鬼神」の名前があったか見てみようと、絵巻物を広げる小次郎。

そこで絵巻物に、上杉の花押が入っていることに気付いたつぐみのおかげで、自斎が「上杉武士団」の武士だったのではないかという疑いが浮上しました。

真相を知るためには、播磨に行くのが一番だと思うのですが、武蔵たちはどうするのか、気になる47話も楽しみに待ちたいと思います。

 

 

オリエント|45話 壁 のネタバレあらすじ

 

みちるを助けた礼にと、まるで戦車のような”鬼鉄騎”に乗せてもらった三人。

小次郎とつぐみはキャッキャッと楽しそうでしたが、武蔵は右隣に座るみちるの、不機嫌そうな表情が気になります。

場の断絶した温度差にソワソワする武蔵は、彼女は自分たちとは話したくないのかもしれないと思いますが、自分がこういう空気には耐えられないので、打ち解けてみせると心に決めました。

しかし武蔵が地図の話を振れば、黒い部分は歯抜けだろうかと仲間たちが。

出身地の話題を振れば、自分たちは備中から来たのだが、淡路島に昨日「鬼神」が降臨したので、播磨の港を目指しているのだと爺の横槍が入り、黙り込むみちるとの会話は成立しません。

だったらこれから「鬼神」と戦う、きみはどんな剣術を使うんだと、「武士」には剣の話だろうと思う武蔵。

ところがそんな彼にはお構いなしに、小次郎が連合とはなにかと言い出し、「武士団」同士の同盟のことだとつぐみが答えました。

特別強い敵と戦う時は、生存率を上げるために、中小の「武士団」はたいていどこかの大きなところと、同盟契約を結んでいるのだと。

そんな二人に、自分は今みちるに話しかけているのに、何度も横から話題を奪うなと、ついに武蔵が爆発します。

するとそのタイミングで、はっとみちるが反応したので、なんでだと彼は驚きました。

「……覚えててくれたの? 私の名前……」

その言葉にえっ? と武蔵が言った瞬間、上り坂の獣道で”鬼鉄騎”が岩に乗り上げて、みちると彼は空中に放り出されてしまいます。

登っていた山の予想外の高さに青褪め、このままでは墜落死すると思う武蔵。

しかし”鬼鉄刀”を抜刀したみちるが、武蔵を抱きかかえ、

「”鬼鉄刀”「瑠璃蓮花」!」

と言った瞬間、刀気が広がります。

まるで傘のような”鬼鉄刀”のおかげで落下スピードが落ち、二人はふわふわと空に浮かびました。

飛んでると驚く武蔵に”鬼鉄刀”を褒められたみちるは、いいでしょと自慢します。

それからいやな態度をとったことを謝罪された武蔵は、構わないがなぜ急に喋ってくれる気になったのかと質問しました。

笑わないかと尋ねた彼女は、彼が笑わないと約束すると、自分はひきこもりなのだと告白します。

毎日会う他人は食事を運んでくれる爺だけであり、二人で喋るのはどうにか平気でも、先ほどのように三人以上になると、どこで会話に入っていけばいいのか、全然わからないのだと。

そう赤面するみちるに、武蔵は思わず怒ってなくてよかったと笑ってしまい、約束を破ったと彼女に責められてしまいました。

みちるにこのまま自分と一緒に南へ行こうと誘われ、東に進む予定なのだと答える武蔵でしたが、どうせこれ以上東に行くことはできないと言う彼女に、地図が黒く塗りつぶしてあっただろうと問われました。

頷いてあれはなんだったのかと尋ねる彼は、見ればわかると指差された方に視線をやり、

「……な……何だ? これは……!?」

とそこにあった巨大な黒い壁に驚愕します。

みちるは言いました。

「この黒い壁は……一体の「鬼神」だよ」

と。

 

オリエント|45話 壁 のネタバレ感想/考察期待

バイクのような”鬼鉄騎”は見ましたが、戦車のようなものがあることを初めて知ったわたしは、もしかしたら航空機もあるのではと思いました。

前回は笑顔で話していたはずのみちるが、不機嫌そうに黙り込みながら外を眺める姿に気まずさを覚え、なんとかしようと悪戦苦闘する武蔵の姿が面白かったです。

彼女が黙り込んでいた理由は、ひきこもりだからというもので、一種のコミュ障かとわたしは理解しました。

まるで現代人のようですが、身分的には姫とかだと思うので、接する人間が少なければ、こうなってもおかしくない気はします。

そんな個人的な事情など一瞬で気にならなくなるほどの、大きすぎる一体の「鬼神」の登場には驚かされました。

詳しい事情が判明しそうな、46話が今から気になります。

 

 

オリエント|44話 もう一人いる のネタバレあらすじ

 

植物に寄生して、根や茎を自在に操れるらしい蛸壺鬼に捕まっているのが、仲間二人だけではないことに気付く武蔵。

そこに息を吸い込んだ蛸壺鬼が、空気がびりびりと震えるほどの叫び声を響かせました。

相変わらずの化け物ぶりだと呟く武蔵でしたが、もう鬼相手になにもできなかった、今までの自分とは違うのだと、その表情には笑みさえ浮かんでいます。

臆することなく「焔魔の大太刀」を抜き放った彼が、胴体に生えている角を見つけるのと時を同じくして、先端を尖らせた茎を伸ばしての鬼の攻撃が、武蔵の頬をかすめました。

それを首を傾けてかわした彼は、大太刀で攻撃を受け流すと、鬼鉄刀から光線を放ちます。

胴体に直撃したその攻撃に一撃で角をへし折られ、鬼は絶叫しながら息絶えました。

よしっと、大太刀の柄を握りしめた後、武蔵は懸命に拘束から抜け出そうとしている、仲間たちに駆け寄ります。

仲間たちに手を貸した彼は、もう一人いたことを思い出して、大丈夫かと声をかけますが、鬼鉄刀を握る腕だけが見えている三人目からは、なんの返事もありません。

死んでしまったのではないかと言うつぐみの言葉に、慌てた武蔵は拘束を引き千切り始めます。

刀でやろうかと小次郎が言いますが、中の人が生きていたら傷つけてしまうだろうと、つぐみが止めに入りました。

その間にも武蔵の救助活動は続いており、ようやく助け出した相手は、長い髪を持つ年頃の娘。

女だったのか驚く三人に見つめられていたその娘は、やがて目を覚まします。

頬の傷を指摘する彼女に、武蔵はそこに触れて確認した後、あんたを助けた時の傷だと答えました。

自分を助けてくれたのかと問う彼女に、武蔵がなぜそのようなことを訊くのかと、不思議に思いながら頷くと、少し考え込んでいた彼女は、ありがとうと彼に笑顔を見せます。

思わずどきっとする武蔵と、綺麗な人だなと呟く小次郎の言葉に、仲間たちの関心を奪われたつぐみは面白くありません。

そこに彼女を姫様と呼ぶ老爺が現れて、隊とはぐれては危険だと言ったはずだなどの、小言を並べました。

色目を使われて骨抜きになった武蔵の脳内は、今ごろきっとお花畑に違いないと、やさぐれるつぐみが予想しますが、彼が考えていたのは全く別のことだったのです。

それは学生時代のトラウマで、年上の鬼子母神のような女性にしか、心が動かされなくなってしまったと思っていたのに、自分にも同年代の可愛い女の子にときめける、健全な心が残っていたのだという安堵でした。

(今日のこの麗らかな気持ちを……大切にしよう!)

そんなことを思いながら、笑みを浮かべる武蔵をうずうずしながら少女が見つめ、爺と呼んだ老爺にひそひそと何事か耳打ちします。

頷いた爺は、武蔵の名を聞きたいと、姫が言っていると通訳しました。

イラっとしたつぐみが、思わず自分から名乗れと叫ぶと、立ち上がった彼女に掌を向ける爺が、その正体を告げます。

「申し遅れました。このお方は……上杉連合傘下猿渡武士団、当主信充様がご息女……猿渡みちる様にございます。当家を背負う「武士」にございます」

輝く鬼鉄刀を携えた彼女を、そう紹介した老爺は、天下分け目の大戦へ馳せ参じるべく、播磨の港を目指しているところだと補足しました。

「天下分け目の……大戦?」

 

オリエント|44話 もう一人いる のネタバレ感想/考察期待

初めて鬼鉄刀で鬼と戦う武蔵に、一撃で倒されてしまう蛸壺鬼でしたが、鬼神ではないわけだし、あまり苦戦されても心配になってしまうので、まあこんなものかとわたしは思います。

仲間たちより先に捕まっていたらしいもう一人が、気を失ってしまったのか返事もできないことに慌てた武蔵が、一生懸命救出してみたところ、中から現れたのは美少女でした。

お伽話かなにかかな?

一瞬そう思ったのはわたしだけでしょうか?

鉱夫学校の寮生活ですっかり調教されてしまったせいで、年上の熟女にしか興味を持てないという、特殊な性癖の持ち主だったはずの武蔵が、みちるにときめけたことに喜んだのは、本人だけでなくわたしもでした。

かねてからあまりにも哀れだと思っていたので、心から祝福することができたのです。

よかったね、武蔵。

上杉連合傘下である猿渡武士団の、当主の娘みちるとのこの出会いが三人になにをもたらすのか、気になる45話も楽しみです。

 

 

オリエントネタバレのまとめ

以上、オリエントのネタバレあらすじと感想・考察を紹介しました。

今後の展開を楽しみにしながら、次号の週刊少年マガジンの発売を待ちたいと思います。

 

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