【こはぜ町ポトガラヒー】第12話 新大家 を読んだので、最新話のネタバレあらすじや感想・考察をまとめてみました。
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【こはぜ町ポトガラヒー】第12話 新大家 のネタバレあらすじ
ここは、こはぜ町の無役の御家人、鳴滝家の経営する長屋である。
長屋に住む弟に双子の子が生まれ、弟の嫁の乳の出が悪いため、一時は毎晩双子の大合唱で、全員が寝不足なっていた。
だが今はゴボウと里芋、それに海老の市のもみ療治のおかげで、何とか乳も出るようになって一息ついているところだ。
しかし四角四面の弟は、嫁が按摩の間中、こぶしを握り締めて無礼がないかじっと様子をうかがっている。
一方、兄の弥一郎は徒目付横川又衛門に頼まれた丹波屋の監視を、今日も続けているが、挙動不審ということで番屋に呼ばれた。
何とか五平のおかげで無事放免となったが、往来で人目もはばからず帳付けをしていたことで、横川の差し金だったようだ。
五平に礼を言い、長屋に連れてきたが、相変わらず弟の彦衛門は身分の差の感覚が抜けきらない。
海老の市のもみ療治の例を言うのも、素直には言えず口籠り、どもりながらしか言えない。
しかし以前に比べると格段の進歩で、海老の市が目が見えないのに将棋がさせると聞いて、二人で将棋を始めた。
五平はそれを見て感心した。
身分違いの按摩と将棋をするなど、以前の彦衛門には考えられなかった。
そこまでなるには弥一郎の、骨折りと仕込みがあったのだろう。
骨折りの甲斐があったというものだ。
ついでに弥一郎は五平に丹波屋が良く見える場所の斡旋を頼んだ。
ちょうど丹波屋が丸見えになる場所があり、今後は番屋にしょっ引かれずに監視が出来る場所が見つかった。
しかし、横川は面体だけはしっかりと見極めて欲しいと言い、別手間賃をもらって絵にする事にした。
これも口が2つ増えた双子を養うためとなれば疎かには出来ない。
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【こはぜ町ポトガラヒー】第12話 新大家 の感想・考察・13話の期待
お江戸本所のこはぜ町にある人情長屋、貧乏御家人が始めた長屋だが、ここには人情がある。
本来総領の身でありながら、家督を弟に譲り、自分は部屋住みの身に甘んじているが、日々我が物顔で暮らしている。
それも無意識、自然体でそのようになっていることを見れば、弥一郎は馬鹿か天才である。
四角四面で身分の差にうるさかった弟の彦衛門は、ようやく少しだが柔らかく、人情が分かるようになってきた。
しかも弥一郎が目付の仕事をしている間は、彦衛門が家主の代わりをすると言い、今空いている長屋を埋めるのに一肌脱ぐと言い出した。
さあ、役者はすべてそろったが、目付はなぜ、丹波屋を監視しているのだろう。
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【こはぜ町ポトガラヒー】第12話のまとめ|13話の期待
以上、【こはぜ町ポトガラヒー】第12話 新大家 のネタバレあらすじと感想・考察を紹介しました。
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