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    海賊版リーチサイト「はるか夢の址(あと)」の運営者が9人逮捕

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    漫画村が社会問題となる前に、はるか夢の趾(あと)という海賊版サイトが問題になったのはご存知でしょうか。

    海賊版リーチサイトと言われる方法で、漫画をタダ読みできるリーチサイト。

     

    インターネットで海賊版漫画をタダ読みできるリーチサイト(誘導サイト)「はるか夢の址(あと)」をめぐる著作権法違反事件で、サイトの閲覧者数は月約1,400万人にも及んでいたことがわかった。

    出版社などの被害額は約4,142億円と算定され、著作権保護団体が把握する過去最大規模。

    「はるか夢の址(あと)」は2008年に開設され、2017年に閉鎖するまで、会員約3,200人が毎月約1万9,500件の海賊版リンクを投稿する巨大サイト。

    ここを通じてダウンロードされた海賊版は、2017年7月に強制捜査を受けて閉鎖するまでに毎月300万点に及んだとみられる。

    海賊版にはワンピースなどの人気作品が多数含まれていたそうです。

     

    リーチサイトは作品データへのリンクを掲載し、アクセスを集めることで広告収入得ているものとみられ、サイト自体には不正アップロードされたデータを持たないため、摘発は難しいとされていた。

    ACCSは「侵害行為者が逮捕されたことは出版業界とコンテンツ業界において、著作物の適正流通の点でも大きな進展だ」とコメント。同様の複数のサイトも把握しており、悪質な著作権侵害については断固たる措置を講じるとしている。

    (株)KADOKAWA、(株)講談社、(株)集英社、(株)小学館、(株)スクウェア・エニックス、(株)白泉社の6社は、共同コメントとして、「残念ながら本件類似の著作権侵害行為は依然多く行われているのが実情です。著作権侵害は以前多く行われており、今後も侵害行為者らに対しては刑事告訴など断固たる姿勢で対応していく」といったコメントを出しました。

    「日本最大級の海賊リーチサイト」と言われる「はるか夢の址(あと)」が摘発された。

    容疑は、権利者に無断でサイトを通じて人気漫画を公開した「著作権法違反」。サイト運営者の他にアップロード者も含め9人が逮捕された。

    「リーチサイト」というのは、インターネット上で漫画や書籍を権利者に無断で公開するサイトのことだが、事件は大阪府警や福岡県警を始め埼玉、千葉、神奈川、新潟、岡山、香川、愛媛の9府県警合同捜査本部によって捜査され、「はるか夢の址」を巡っては今夏7月19日に関係先の家宅捜索が行われていた(サイトは、その時点で閉鎖された)。

    「今回は容疑者9名の逮捕となりましたが、今後もその他の被疑者立件に向けての捜査を継続していく」

     

    「はるか夢の址」には「ワンピース」など、あらゆる人気漫画や雑誌が違法にスキャンされ電子データ化して「サーバーロッカー」と言われるファイル保存サービスにアップロードされていた。

    その管理者は「紅籍会」と言われる組織で「実際には同会のメンバーを含めサイトへの関与者は相当数にのぼっている」。

    「〝紅籍会〟の中心人物は元大学院生(22)。サイトは海外のサーバーを使うなど巧妙。しかも、接続元の特定を困難にする〝トーア〟というソフトを使い、投稿者にも、このソフトを使うように求めていたようです。運営方法は、サイトの利用料の半額が、紹介料としてはるか側に渡って、投稿者には競争させながら内容の充実を図っていました」。

     

    「他のサイトの利用者も取り込んで勢力を拡大していました」と、

    その手法は、競合するリーチサイト管理者に対して共同運営や合併を要求することから始まり、聞き入れなければ相手のサイトに大量のデータを送信してサーバーをパンクさせる「DDoS攻撃」まで行なっていたと言う。

    なりふりかまわず勢力拡大を図っていた。競合するサイトの中には閉鎖に追い込まれたところもあったとのこと。

    この種の案件は運営者を特定することが難しいのも確か。ACCSによると「サイト内で海賊版を直接読めるわけではないので摘発も困難」とされていた。

    因みに「はるか夢の址」は、投稿者の会員が3000人以上いて、毎月平均で2万件を超える投稿があったと言われる。閲覧者数は1400万人で300万回を超えるダウンロードがあったそうだ。

    ただ、公開サイトは無料でも有料会員も募集していたり、当然、サイトへの広告収入も含めると相当額が入っていたとみられる。

    その一方、会員に対しては1回ダウンロードすると1円の報酬が支払われるシステムになっていて、投稿数や獲得ダウンロード数に応じて8段階の格付けを設けていたそうだ。こういったシステムが会員のモチベーションを高め「競うように人気作品を投稿させていった」。

    ACCSの調査によると「漫画については直近1年間(平成28年7月から平成29年6月)、同サイトを通じてダウンロードされたと推定されるデータをもとに算定した被害額は約731億円にのぼります」とし、その上で「このように極めて悪質な著作権侵害行為は到底看過できるものではない」。

    こういった違法サイトは映像、音楽も含め年々増え続けている。イタチごっこを続けているのが現実だ。そういった意味でも今後は啓蒙運動はもちろんだが、取締りはさらに強化していかなければならないだろう。

     

    違法アップロード数に応じて会員ランクが高くなる制度

    海賊版の投稿数に応じた「ゴールド」「シルバー」といった会員ランクの付与や、海賊版を保存する「サイバーロッカー」から報酬を得られる仕組みを組み合わせ、「会員の投稿意欲をあおっていた」という。

    不正アップロードされた漫画や雑誌をダウンロードできるリンクをまとめた「リーチサイト」を巡り、10月31日、著作権法違反の疑いで、リーチサイト「はるか夢の址」を運営していた元大学院生(22)ら9人を逮捕した。

    コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によると、同サイトは日本最大級のリーチサイト。

    捜査を受けて7月に閉鎖されたが、ACCSの調査では、6月までの1年間で同サイトを通じてダウンロードされたと推定されるデータをもとに算定した被害額は約731億円に上るという。

    管理する「紅籍会」のメンバーなど関与者は相当数に上るとみられ、捜査は継続されるという。

     

    photo

    運営者が逮捕されたリーチサイト「はるか夢の址」。多数の作品へのリンクが掲載されている=Internet Archiveより、画像は一部加工

     

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